原色植物標本キットでつくる 植物標本の作り方 手順1:植物を乾燥させよう

〜植物標本を乾燥マットで作る手順〜

  • 採集した植物を、新聞紙にはさんだまま「乾燥マット」「植物」「乾燥マット」「植物」となるよう交互に重ねます。

    • 乾燥マット3セット分(乾燥マット18枚)まで重ねられます。
    • 植物が乾燥マットからはみ出さないように重ねていきます。
    • 乾燥マットは空気中の水分をどんどん吸ってしまうため、長い間外に置いておくと乾燥力が弱まります。
    • 乾燥マットを取り出したら早めに作業をしましょう。
      (植物を乾燥マットにはさんでビニール袋に入れるまで約15分くらいが目安。)
  • 重ねたら、ゴムバンドで2箇所とめます。

    • 硬い枝などの植物は、乾燥マットで乾燥できない場合があります。
  • ビニール袋に入れ、余分な空気を抜きながら、袋の余った部分を折り返します。

  • さらにビニール袋に入れ、4と同様に余分な空気を抜き取り、袋の余った部分を折り返します。

  • エアープレッサーのマジックテープをはずし、エアーポケットを広げ、プレス台に押し板を置きます。

  • 4のビニール袋に入れた乾燥マットを押し板の上に置き、さらに押し板をのせます。

  • エアーポケットをかぶせ、マジックテープをしっかりとめます。

  • エアーポケットの給気口(白いキャップ)に給気ポンプのノズルをねじり入れます。

  • 給気ポンプでエアープレッサーのエアーポケットに空気を入れ、圧力をかけます。
    (プレス台がしなってきたら空気を入れるのを止めます。)

    • 空気を入れすぎるとエアーポケットが破裂する事がありますので注意しましょう。
  • ※エアープレッサーを使用しない場合、ビニール袋に二重に入れた乾燥マットの上下に押し板を置き、5kg程度の重しをのせても乾燥できます。(全体に圧力がかかるように均等に重しをのせましょう)

  • 4〜5日過ぎたらエアープレッサーの排気口(赤いキャップの方)をあけて空気を抜き、乾燥マットを取り出します。
    乾燥マットをビニール袋から取り出し乾燥出来ているか見てみましょう。まだ乾いていない場合は再度、乾燥した乾燥マットにはさみます。数日たって乾燥していたら出来上がりです。

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